昨年末の暮れのことです。
私は、毎日仕事に明け暮れていました。
同居している息子一家は、大晦日から嫁さんの実家へ行くと聞いていたし
長女は、年末年始は、仕事が入っているようなので
我が家には、来ないみたいだし・・・
次女は、この1月に出産を控えているので我が家には、来ない予定でした。
このお正月は、子供達は、誰もいなくて夫と二人でのんびりと過ごせるはず?でした。
ところが、大晦日の前日に夫から
「お袋を連れてくるけどいい?」
とか言われてしまいました。
お袋・・・つまり私にとっては、姑にあたる人です。
姑は、実の娘と暮らしています。
夫の妹の旦那様は、昨年の6月に癌でなくなってしまいました。
お正月は、喪中なので姑を我が家に送り込んできたのです。
いいも悪いも義妹が、そう決めたのだから仕方ありません。
私の意見なんて言える立場ではありません。
家を建ててからというもの姑は、もう何度も我が家で
お正月を過ごしています。
でも今回は、私達夫婦と姑との3人での年越しです。
嫌で嫌で仕方ありませんが、姑が長生きをしている以上は、
この生活は、延々と続くわけです。
スーパーでの仕事は、年末は、特に忙しくて・・・・
朝8時~夕方6時頃まで仕事でした。
姑が、昨年の5月に我が家に来たときには、
「麺類・・・が食べられなくなった!」
と言うのです。
それをまた今回も強調して言うものだから・・・
麺類は、作っても姑には、出せません。
でも・・・我が家では、大晦日は、年越しそばを食べると決めているのです。
でも姑は、そばを食べないというので別にご飯を用意しました。
ほんと・・・面倒くさいです。
ほんとなら夫と二人でのんびりと正月を過ごすはずだったのに
とんでもありません。
どうしてそんなに我侭が、言えるのでしょうか?
今までは、一緒に出かけた時には、
ラーメンやうどんやそばばかり食べていたのに
ここへきてどうして食べられなくなったのかは、不思議で仕方ありません。
それに姑は、他にも好き嫌いが、多いのです。
焼き魚の ぶりは、絶対に食べません。
それに さんまも食べません。
食卓に出してもそれには、手をつけなくて残したまんまです。
我が家での姑の生活は、朝早く起きて座敷に座っています。
朝ごはんの支度が、出来てから姑に食べさせると少したってから
姑は、ベッドに入って寝てしまいます。
それが、お昼頃まで寝ています。
昼ごはんを作って声をかけるとそれをさっさと食べてから
またベッドに入ります。
そして夕方の5時ごろになると姑は、起きてきてテレビをみています。
晩御飯を6時ごろ食べるとその後は、少しの時間だけテレビを見て
7時ごろには、もうベッドに入って寝ています。
つまりは・・・食べて・・・寝る・・食べて・・・寝る・・・の生活です。
体のどこかが、悪いわけではないのですが、
とにかくよく寝ます。いえ・・・寝るばかりの生活です。
まるで生まれたばかりの赤ちゃんとおんなじです。
いえね・・・姑は、おむつをしているのであかちゃんと同じなんですが、
違うところといえば口が、達者だということです。
口うるさくいうのは、今までとなんらかわりありません。
寝てばかりいるのに食べるのは、きちんと食べるのです。
これがあと何年続くのでしょうね。